kunimi_church’s diary

仙台国見教会 ぼくしのブログです

3年目

あの日から3年がたちました。

日曜日には教会で、追悼記念礼拝をし、被災支援の報告をいただきました。
今日は仙台圏宣教協力会主催の追悼記念礼拝に参加し、おそらく200名を超える方々と一緒に、礼拝をおささげしました。
街中でも震災を覚える集会を見かけ、図書館にも当時のことを忘れないための展示がなされていました。
いろいろなことを考え、感じ、思い出し、慰められたり、痛みを覚え・・。考えがまとまらないのですが・・。

・きっと3月11日という日も、午後2時46分という時間も、みんなそれぞれ違った記憶と結びついているのだと思います。
 いまだなお激しい戦いの中にある方々はもちろんのこと、直接は震災の被害は受けず日常の生活を送っていたとしても、やはりあの日は特別な思いを思い起こさせます。

・私にとってのこの3年は、被災地にある者として、何も大切なことはできなかったという思いがつきまとっています。しかしもう一度やり直すことはできません。すべての人と同じようにです。
 でもこの先があるのだろう、とも思います。イエス様が私に求めておられることは何だろう、これから先どのように導いておられるのだろう、と考えます。

・大勢の方々が体験した痛みは、いずれすべての人が体験する痛みにほかなりません。
大切な人を失う時は必ず来る。
生涯の終わりは必ず来る。
その時をどのように迎えるのか、愛する者たちと別れを告げるのか。
「何年たっても悲しみはなくなりません」という言葉を聞きながら、だから私たちには慰め主であるキリストが必要なのだ、どうしようもなく必要なのだ、と深く感じました。